真備美しい森キャンプ場(平成１５年９月２３日作成)
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清音村から高梁川の新川辺橋を西に向かって渡り、国道４８６号線を車で１０分足らず行くと、そのうちまきび公園の案内板があるので、そこを右に曲がります。それから公園のそばを通り過ぎて県道５４号線を野球場や工業団地などを見ながら南にどんどん進んででいくと、ようやく美しい森の案内標示が見えてきます。後は２ｋｍ余りの道程をを案内に従って進んでいけばキャンプ場に辿り着くことができます。
行く時に少し迷ったので念のため道順を書かせていただきました。
駐車場に車を停めて入口の階段を登っていくとテーブルを備え付けた広い芝の広場があって、その周囲の斜面を登った小高いところに２〜３サイト分のフリースペースがあります。実に贅沢な配置です。
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芝の広場とテントサイト
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このキャンプ場は谷を利用して作られたようで全体に緩やかな傾斜がありますが、テントサイトはじめ炊事棟などの殆どの設備が斜面を登った所に配置されているので、設備間の移動は大変楽です。また炊事棟のすぐ裏の更に少し高くなった場所にも区画型のサイトが５つばかりあって、フリースペースと合わせて全部でサイト数は７つから８つということになります。
とにかく広い敷地の割りにサイト数が少ないので、とてもゆったりとした気分になります。特にフリーサイトは本当にお勧めです。
周囲はアベマキやアカマツの混合林ですが、真備町はタケノコの有名なところということもあってか竹林もあり、風にそよぐ姿は涼しさを誘います。
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竹林
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受付はビジターセンターでします。やはり他の「美しい森」同様、宿泊施設が付属していて安価にとまることが出来ます。
設備はバンガロー１棟、炊事棟、トイレがあります。また展示棟があり、少しですが森に関する展示があって、飲み物の自動販売機が置いてあります。
また右下写真のような舞台芸術棟もあります。久米南や勝山などの他の「美しい森」にも野外ステージはありますが、これほど立派ではありません。吹奏楽、合唱、郷土芸能等の練習、発表に利用されているということです。
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左からバンガロー、炊事棟、トイレ
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舞台芸術棟（中央）と展示棟（左）
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私の訪れた日には他に小さなお子さんを連れた家族連れが２組ほどおられました。トリムコースがあって、お子さん達がのびのび遊んでいました。またデイキャンプをされているお年寄りや家族連れも何組かあって、なかなか賑やかでした。ただ元気な男の子が一人いて、芝の上で昼寝している私を指で小突いて起こすのにはまいりました。
昼間はかなり暑かったのですが、日が沈む頃にはすこし凌ぎやすくなってきて、コウロギなどの虫の声があちこちから聞こえてきます。そのうちフクロウも近いところで鳴き始めました。何となく楽しい気分の中でお酒も進みいつのまにかまどろんでしましましたが、朝早く目を覚ますと有明の月がくっきりと浮かんでいて、心が洗われるよう気持ちになりました。
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トリムコース
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有明の月
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開設期間はオールシーズンで、料金は１サイトにつき１０００円です。１人１回につき１００円でビジターセンターにある温水シャワーを利用することができます。バンガローは定員４人で、１棟５０００円です。またテントやシュラフなどのレンタル用品も用意されています。
申し込みの電話番号は０８６６−９８−１１１１で、真備町役場農林経済課です。
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