のとろ原キャンプ場(平成１５年６月２４日作成)

　
このキャンプ場は富村の北、中和村との境近くにあります。岡山市の自宅を午後２時過ぎに出発し、国道５３号線経由で途中久米南の道の駅や津山市内のスーパーで買い物をして、到着したのは午後５時半ぐらいになっていました。
キャンプ場の入り口には最近出来たと思われる立派な管理棟があって、そこで受付をします。料金は大人（高校生以上）１人４００円で、夫婦２人で８００円（消費税別）でした。小人は半額になります。キャンプ用品のレンタルもできます。
開設期間は５月、６月、９月の土日祝日と７月、８月。申し込みの電話番号は０８６７−５７−２１０２ですが、オープン前は登美山荘０８６７−５７−２２１６です。

　
管理棟
　

　　
設備は炊事棟、簡易水洗のトイレ、コインランドリー、温水シャワー室などが完備されており、どれも大変きれいです。バンガローもたくさんあります。またあちこちに囲炉裏付きの大きな東屋（アズマヤ）がありますが、ここは人工の渓流があってアマゴやヤマメのつかみ取りも出来るので、それを焼いて食べる時などに使用するのではないかと思います。
かなり広いキャンプ場で、６０ばかりあるサイトはナラガシワなどの木々に囲まれていて、サイトとサイトの間隔も適当にあって、非常に落ち着いた雰囲気です。
駐車場はサイトから遠くありませんが、荷物を運び込む時や撤収の時は自動車の乗り入れも可能です。
　　

　　
バンガロー
　

　　
テントを設営し、夕飯の準備をする頃からヨタカの鳴き声が聞こえ始め、それから少しして黒ツグミやフクロウも鳴き始めました。翌朝にはカッコウの声が聞こえ、サイトの近くにもセグロセキレイやキジバト、カケスなどいろいろな鳥がやってきました。富村はヤマセミが有名ですが、その他の鳥もいろいろと楽しめるようです。
このキャンプ場の唯一の欠点といえば、キャンプ場内の照明がこれまた完備されており、そのため夜でも結構明るいということです。ランタンも必要無いくらいです。便利といえば便利なのですが、私のようにロウソクランタンの明かりでトリスをチビチビ飲むのが好きな人間には、少し抵抗があります。
ただそれでもこのキャンプ場は環境、設備ともバランスのとれた県下屈指のキャンプ場の一つだと自信を持って言うことができます。

　
テントサイト
　

　
炊事棟
　

　
またキャンプ場から歩いてすぐの所に「のとろ温泉　天空の湯」という入浴施設があってのんびりゆったりとお風呂を楽しむことができます。神経痛、筋肉痛や冷え性などに効果があるそうです。料金は大人（中学生以上）５００円、小人２００円です。建物の前には夜店も出ており、おでんやお好み焼き、うどんにビールなどを買うことが出来ます。キャンプしている方はもちろんですが、それ以外の人たちもかなりたくさん来られていました。

　
天空の湯
　
　　

　　
夜店