小森キャンプ場(平成１１年１０月１５日作成)

　
このキャンプ場は加茂川町にあります。岡山市からだと、国道４２９号線を北上して行くことになります。
９月の初旬、まだかなり暑い頃で、道の駅「かもがわ円城」を少し過ぎた辺り、向かって右側に小さな食料品店があったので、そこで冷たいビールでも買っていこうかと車を降りると、意外にもそこがキャンプ場の受付でした。初めての方は注意が必要です。確かにお店の前には、受付の表示があります。
ビール代と一緒にキャンプ場の料金２，０００円を払うと、番号札を渡されました。

　
テントサイト
　

　
現在、この食料品店はコンビニエンスストアになっています（平成１３年１０月）。

　
キャンプ場はそこからすぐで、お店のかたが丁寧に道順を教えてくださいます。
設備は、炊事棟、トイレ、それにバンガローが３棟ほどあります。どれも綺麗です。
自分の番号札の番号と同じ数字が表示されているサイトを探して、そこにテントを設営し、番号札をどこか見やすいところにぶら下げておきます。
テントサイトは２９あります。私達のサイトには何もありませんでしたが、他のサイトはそれぞれに水道や炉がついていたり、あるいは共同シャワーが利用できたりと、多様なキャンパーのニーズに十分対応出来るようになっています。料金は私たちのところより幾分高いものもあるようです。

炊事棟
　

　
　
キャンプ場のすぐ側には、豊岡川という綺麗な川が流れています。子供たちが飛び込みをしたり、網をやたら振り回して魚をすくったりと、賑やかに遊んでいました。一緒に行っていた会社の先輩が、その辺で取ったミミズを餌に釣りをすると、カワムツがたくさんかかりました。
まわりは山に囲まれ、空気も美味しく、夜はきらめく星がたくさん見えました。
　
申し込みの電話番号は０８６７−３４−１６０５です。開設期間は４月から１１月です。

　
キャンプ場周辺の河原
　

　
このキャンプ場のすぐ近くには、小森温泉があります。歩いて１０分か１５分ぐらいです。
キャンプの時には風呂にも入らず、シャワーも浴びない私ですが、さすがにこの有名な温泉には出かけていきました。もともとは、岡山藩が巨費を投じて開発した藩の湯治場だったそうです。

入口に大きな狸の置物があり、建物の中はさながら鄙びた温泉旅館の趣で(本当に温泉旅館なのかも知れませんが)、とても懐かしい雰囲気があります。既に ウィスキー、ワイン、ビールなどを大量に摂取していたので、記憶があやふやで、階段を下に降りていったことと、とても快適だったことぐらいしか覚えていませんが、とにかく大々満足でした。料金は５００円です。朝１１時から夜２０時まで開いているということで、とても融通がききます。近くに来た時に、ちょっと温泉だけ楽しんで帰るというのもいいと思います。

　
小森温泉
　

　
清流での川遊びと名湯、そして美しい自然。近くの道の駅では安くて美味しい野菜やお寿司なども手に入ります。間違いなくお年寄りから小さなお子さん連れまで楽しめると思います。更に加茂川町には、まだまだ興味誘う名勝やイベントがあります。